経営計画書こそ魔法の書
経営計画の話をすると、よくこういう経営者の方がいらっしゃいます。
「計画は頭に入っている!」
(だから、従業員には伝わらないんですよ。)
「先行き不透明な時代だから、計画を立ててもその通りにならない。」
(目標がないから、じりじり落ちて行っているのではないですか?)
「計画を立てている時間があったら1件でも外回りすべきだ!」
(どの営業マンも、それで売上が増えているのですか?)
「計画立ててうまくいくなんて、そんなに簡単なはずはない。」
(立てたことあるんですか?まさか、立てもしないでそんなことを?)
などなど。
経営計画書は魔法の書なんですって。
伝説の社長専門コンサルタントとして名高い一倉定(いちくら さだむ、1918-1999)は、「経営計画書は魔法の書」と著書の中で述べています。
経営計画書のことを一倉先生は「魔法の書」と呼んでおり、わが社をいい会社にするのにこれ以上の方法を知らないと言い切るほど重要視し、経営指導に入った会社では必ず作成させ発表させたのである。確かに5年、10年と続けるうちに業績も向上し、社員の意識も実力も見違えるほどに伸びている。
President Online「伝説のコンサルが「目標と実績がズレるからいい」と語った真意」(作間信二・日本経営合理化協会専務理事)
https://president.jp/articles/-/32616
私も「一倉定の社長学シリーズ」の第2巻「経営計画・資金運用」を持っていますが、最後まで行きつかないまま放置状態・・・。この第2巻だけでも500ページあって、全10巻を、しかも何度も読み返しているという猛者もいらっしゃって、到底追いつきそうもありませんが、それでもそこに書かれたことは、いちいち納得してしまうものばかりでした。
でも、ご安心ください。一倉先生の本を読まなくても大丈夫です。
要は、経営計画書を作ることは会社経営に欠かせないもので、会社を成長させたいと思うなら、これほど大事なものはない、ということです。
まずは、経営計画を立ててみよう!
依田会計では、経営計画立案セミナー「将軍の日」🄬を実施しています。
以前実施させていただいた時には、その社長から「こうやってちゃんと考えないといけなかったんだな。」「こうやれば会社が良くなることが見えて安心できた。」と、とてもご満足いただけましたし、依田会計の担当者も普段のご訪問ではできない深い話ができ、顧問先のことをより理解することができてよかったと感想を頂きました。
「将軍の日」は、社長に一日現場から離れていただいて、5年後の目的地とそこまでの道筋を考えるセミナーです。
単なる座学のセミナーではなく、自ら手を動かしていただき、我々と議論しながら作り上げていただき、御社の経営計画書をお持ち帰りいただける、そんな実践型のセミナーとなっています。
一日の流れはおおよそ以下の通りです。
1.経営の目的とは
2.自社分析
3.経営理念・中期経営目標
4.数値計画
5.当期経営目標
6.企業の目標達成要件
数値計画では、専用ソフトを使い、5年後の損益だけでなく、設備投資や借入、資金残高までシミュレーションしながら計画を立案していきます。すでに依田会計のお客様も多数参加していただいており、非常にご満足いただいております。
定期的に開催しておりますが、1日程につき1社限定となっております。1か月前までにご予約いただいておりますので、早めのご検討をお勧めしています。
将軍の日をお申込み希望の方はもちろん、もう少し詳しく聞きたいという方も、下記将軍の日専用お問い合わせフォームからどうぞ。
https://forms.gle/F9gS5PCSqxY5FANV6
計画は立てて終わりではありません。
計画を立てたら、実行するのは社長や会社の皆さんですが、やりっぱなしにせず、どうしてできたのか、どうしてできなかったのか、チェックし、次のアクションに繋げる、そういったPDCAサイクル全体において、依田会計はサポートいたします。第三者が入ることで実効性が一気に高まります。
MAS監査サービスについてはこちらをご参照ください。
https://www.yodacpa.co.jp/mas
※将軍の日は、あんしん経営をサポートする会の登録商標(登録番号4787631号)で、依田会計はあんしん経営をサポートする会の会員です。
依田会計は、会計処理や税務申告だけでなく、顧問先様の会社がよくなり、社長・従業員のみなさんが幸せになるお手伝いをしたいと思っています。
将軍の日やMAS監査もその一つです。
もし興味がございましたら、ぜひお声がけください。